DNSについて

DNSについての誤解や知識不足によるトラブルが増えています。DNSの登録や変更の前に、必ず以下の点を確認してください。

特に、取得したドメインで新たにネームサーバーを立てる場合や、大手プロバイダ以外のjpドメイン名のDNS(ns.xxx.co.jpなど)を割り付ける場合はご注意ください。

一般的なレンタルサーバーをご利用の場合、ほとんどのサーバー会社は自社サーバーによるDNSを指定してきますので、そのDNSを使えば問題ありません。

スタンダードコースで登録されているドメインについては、無料レンタルDNS機能も使えますし、正しくINTERNICに登録されているネームサーバーであれば、いつでもお客様ご自身の手でWEB上からDNS変更していただけます。

STドメインはDNS機能を提供していませんが、スタンダードホスティングパック(年間1500円+税)をつければ問題ありません。DNS機能だけでなく、無料のメール転送、URL転送サービスも同時に受けられます。

DNSの切り替えタイミングを指定できるかというお問い合わせをよくいただきますが、DNS変更は、申請をしてルートサーバーへ反映されるまでの時間がレジストラシステムによりまちまちです。TTL(Time To Live =ネット上に残るキャッシュ)がどのくらい残るかも、それまでのDNSのZONE設定に依存します。したがって、厳密な切り替え時間指定は不可能ですし、あまり意味がありません。通常、最低でも1週間は、新旧両DNS情報でアクセス可能なようにサーバー側で準備する必要があります。スタンダードコースのレジストラで登録されているドメインに関しては、お客様ご自身がいつでもWEB上からDNS変更を行えますが、STドメインや旧ベーシックコースで登録されているドメインは、こちらで変更代行する形になります。その際、DNS変更日時の「予約指定」は承っておりません。申請を受信して、通常は24時間以内にレジストラシステムへの変更が有効になりますので、そのタイミングで申請してください。ST/CXドメインや旧ベーシックコースで登録されているドメインのDNS変更依頼は⇒こちらからお願いします。STドメインのDNS変更が有効になるには、.COM/.NET/.ORGなどよりかなり時間がかかります(48時間内外)ので、DNS変更申請は余裕を持って行ってください。

普通に転送サービスでご利用になっているお客様や、当社のオプションパック、レンタルサーバーコースでご利用のお客様は、このページに書いてあることは直接は関係ありません。登録時のDNSはこちらですべてご用意し、適切に登録させていただいております。

以下は主に一般的な技術ガイダンスですので、一般のお客様は無視してください。

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DNSとは何か?

 DNSとは、Domain Name Serverの略です(広義の意味では、Domain Name Systemの略でもありますが、ドメインの登録に関して使われる「DNS」という言葉は、通常、ネームサーバーのことです)。
 ドメインは、サーバーの住所であるIPアドレスを指し示す「別名」の役割を果たします。DNS(ネームサーバー)は、どのドメインが実際にはどういうIPアドレスを指しているのかという情報変換を司るサーバーです。
 ドメインを新規登録するためには、必ずそのドメインを受け持つDNSが2つ以上必要です。通常、プライマリDNS、セカンダリDNS、サードDNS……と呼びます。
 URLやメールアドレスを処理するために、ドメインを司るルートサーバーは、指定された複数のDNSのうち、どれかに情報を取りに行きます。プライマリに取りに行くか、セカンダリ以下に取りに行くかは決まっていませんが、どれかが接続不能や無効の場合は、自動的に別のDNSに情報を取りに行きます。
 セカンダリ以下のDNSは、通常、定期的にプライマリDNSのIPに情報を読みに行き、そこに記述された内容(ZONE)と同期させています。したがって、普通はプライマリDNSとセカンダリ以下のDNSに書き込まれたZONE情報は一致しています。プライマリDNSの情報が無効な場合(書式がおかしいなど)は、自動的にセカンダリ以下のDNSも無効ということになります。
 転送サービスやパーキング処理では、レジストラやホスティング会社、あるいはイーネットが管理するDNSを使って登録していますので、お客様がDNSの心配をされることはありません。しかし、登録申請者であるお客様ご自身がDNSを指定してドメインを登録する場合は、登録の際に、そのドメインに割り振るDNSの情報をお知らせいただく必要があります。
 レンタルサーバーをご利用の場合、ほとんどのサーバー会社は自社のDNSを指定してきますので、そのDNS(ネームサーバー)をドメインに割り付ければ自動的に運用開始できます。

グローバルIPアドレスとは何か?

現在のIPアドレスは1から256までの数字4つの組み合わせで構成されています。これはいわばインターネット上に接続されたサーバーを表す住所です。グローバルIPアドレスは、世界中唯一無二のもので、同じIPはありません。
LANやイントラネットなど、ローカル環境の中でもIPアドレスが使われますが、これはその環境の中でしか意味を持たないものであり、インターネット上に1つしか存在しないグローバルIPアドレスとは厳然と区別されます。
インターネット上でサーバーマシンを運用するためには、グローバルIPアドレスを持つことが必要です。
ドメインに割り当てるDNSのIPとドメインを実際に運用するサーバー(WEBサーバーやメールサーバー)のIPは、直接には関係ありません。同一のIPで接続された同一のマシンの中にネームサーバー、WEBサーバー、メールサーバーなどを全部同居させることも可能ですが、その場合、DNSが落ちるとすべてのサーバーが落ちてしまうため、危険回避のため、通常は、WEBサーバーやメールサーバーとは別のIPを持つ別のマシンがDNSを担当します。

指定したDNSを変更するにはどうしたらいい?

 現在転送サービスを受けているが、新たにレンタルサーバーや自社サーバーにドメインを組み込んで本格運用していきたいという場合、ドメインのDNSを、サーバー会社などが指定するものに変更し、ドメインが指し示すIPアドレスの情報を切り替えます。
 有効なDNSへの変更は、スタンダードコースであれば、WEB上からいつでも自由に変更可能です(何回でも無料)。  やり方はこちらをご参照ください。
 それ以外のコースでは、年間3回以内は無料ですが、以下の場合は有料です。
 ●旧ベーシックコースで取得されたドメインのDNS変更(ドメインの新規登録時以外で年間4回目以降):1000円(+税)
 ●取得されたドメイン名による新規ネームサーバー登録を後から行う:3000円(+税)
 ●取得されたドメイン名を使って一旦登録されたネームサーバーのIP変更、抹消:3000円(+税)
 スタンダードコース以外のDNS情報の変更お申し込みは、「変更」ページから依頼フォームを送信してください。
 なお、ドメインに対するDNSの変更や、すでに登録してあるDNSのIPを変更する場合、変更申請をしてから、ルートレジストリに変更が反映されるまでに通常24時間程度かかります。その後も、TTL(Time To Live)といって、旧情報をキャッシュしている環境が残るため、世界中のマシンからのアクセスが完全に新しい環境に切り替わるには、長い場合1週間ほどかかることがあります。
 よく「DNSの切り替えタイミングを指定できるか」というご質問を受けますが、DNSは切り替え申請した時点で瞬時に切り替わるわけではありませんし、環境によってTTL(Time To Live)の期間もまちまちですので、切り替えが有効になった後も、コンピュータAでは新サーバーにアクセスできているのに、コンピュータBからは旧サーバーにアクセスしてしまうという状況がある程度続きます。DNS切り替えとはそういうものだとご承知おきください。したがって、DNS変更によってドメインの運用サーバーを引っ越しをさせる場合、最低でも1週間、できれば1か月間は、新旧どちらのサーバーにも同じデータを残しておき、両方アクセス可能な状態を保つことが望まれます。メールも、最低1週間は旧サーバーに取りこぼしがないか確認する必要があります。
 特に、独自登録したネームサーバーのIPそのものを変更すると、旧DNSのIPを記憶している環境が多数残りますので、非常に大きな影響が出ます
 独自ドメイン名で当社を通じて一旦登録したDNSのIPを変更されるかたがいらっしゃいますが、DNSのIPは極力変更してはいけません。ドメインの運用サーバーのIPが変わるだけであれば、DNSのIP変更ではなく、別名で新たなDNSを立ててドメインに対するDNSを変更すれば移行による影響を小さくできます。
 また、そもそも自前のDNSを持つ必要があるのかどうかもご検討ください。現在、スタンダードコースのドメインには無料レンタルDNS機能がついています。これを使えばZONEの設定はいつでも自由にできます(何回でも無料)ので、自分でネームサーバーを用意する必要はありません。ドメインの運用サーバー(同一IP)内に、同名のドメインを使ったネームサーバーを立てるのであれば、別IPの外部DNSを複数立てたほうが運用上の安定性も向上します。スタンダードホスティングパックのネームサーバーは5つ用意されており、1台がダウンしても残り4台がフォローしています。今まで事故で機能障害を起こしたことはほとんどなく、極めて安定しています。自社サーバーや自宅サーバー内のIPでネームサーバーを立てるよりはるかに安全で安定した運用ができます。
 ただし、レンタルDNS機能のご利用は、DNSを熟知したサーバー管理者が行ってください。DNSのZONE指定の方法などを初歩からお教えするというサポートはいたしませんのでご承知おきください。

 なお、旧ベーシックコースでは、レンタルDNS機能を使うためには、最初にこちらでレジストラが指定するDNSを割り付けておく必要があります。今まで、ごく短時間ですが障害を起こしたこともあるため、2010年2月以降は、更新の際、旧ベーシックコースで登録されているドメインは、極力スタンダードコースに移転させています。レジストラ移転を伴いますので、更新期限1か月前までの更新手続きにご協力をお願いいたします(期限ぎりぎりですと、移転できません)。

レンタルDNS機能について

スタンダードコースで取得したドメインは、レジストラが提供する無料レンタルDNS機能を使うことができます。それ以外のドメイン(STドメイン、CXドメイン、他社で取得されたJPドメインなど)でも、スタンダードホスティングパックをつけた場合はレンタルDNS機能を使えます。
やり方は こちらをご覧ください。
スタンダードホスティングパックは年間1500円(+税)でつけられます。ご案内はこちらをご参照ください。

TTL(Time To Live)とは何か?

DNSには各ドメインに対する運用方法を記述したZONEファイルが格納されています。そこにはTTL(Time To Live)というものを指定する記述があります。
TTL(Time To Live)とは、一旦DNS経由でドメイン名の名前を解決(ドメイン名とIPアドレスを結びつけること)した場合、その情報をキャッシュしておく時間(数値は秒)のことです。86440と指定されていれば、それは24時間のことです。3600なら1時間、604800なら1週間です。
DNSは少しでも負担を軽くするため、一旦名前→IPアドレスを変換して解決したドメイン名は、そのIP情報を一定期間キャッシュしておきます。
ドメインに対するDNSを変更したり、DNSそのもののIPを変更した場合、このTTL(Time To Live)の影響を受け、少し前にアクセスした環境には古い接続情報が残ります。TTL(Time To Live)がどの程度生きているかは、ZONEファイルの記述内容や、アクセスした人の環境によりまちまちです。そのため、DNSを切り替えた直後は、ある人は新しいDNS情報に従って新しい環境にアクセスできているのに、別の人は古い情報に従ってしまい、新しい環境にアクセスできない、という期間が生じます。
これはDNSというものの仕様ですのでどうにもなりません。影響を出さないためには、移行時に猶予期間を設け、その間は新旧どちらのアクセス情報も有効にしておく措置が必要です。
なお、TTLはWEBとメール別々に影響が出ますので、WEBは新しい環境でアクセスできるのにメールは古い環境のまま送受信されているということもあります。

使えない(指定拒否される)DNSとは?

 ドメインに対して登録するDNSは、必ず一次レジストラを通じてINTERNICにネームサーバーとして登録してあり、現在稼働中のもの、あるいは未登録のIPで新たに取得ドメイン名を使ったネームサーバーとして新規登録をするものでなければいけません。
 一般にレンタルサーバー会社の指定するDNS(ネームサーバー)であれば問題はありません。

 ごくまれに、CXドメインなどで、登録が拒否されるネームサーバーがあります(JPドメイン名のネームサーバーで、JPNIC以外でネームサーバー登録しているものなど。幹事レジストラのデータベースで参照できないため)。この場合、幹事レジストラに手動での登録を要請するしかなく、時間と確実性に問題が生じます。

 不明な場合は、下のチェックフォームで、ご指定のDNSがINTERNICに登録されているかどうかをご確認ください。

↓ここにDNS名を入れて「チェック」ボタンを押してみてください。

(記入例: NS.HOGEHOGE.COM または 192.16.0.192)


 登録されている場合、登録の内容が表示されます。
 登録されていない場合、No match for nameserver "NS.HOGEHOGE.COM". といった表示が出ます。登録されていないDNSは、レジストラ側でデータベース照合ができないためにドメインのDNSとして師弟を拒否することが稀にあります。
 JPNICには登録してあっても、INTERNICには登録していないDNS(ns.hogehoge.co.jpなど、jpドメインのDNSには稀にこの可能性があります)はご注意ください。この場合、そのネームサーバーを管理している会社にINTERNICへのネームサーバー登録依頼をしてください。

INTERNICに未登録のDNSについて

 ごく稀に、JPドメインなどを使ったDNS(ns.xxxx.jpなど)で、JPNICには登録してあっても、INTERNICには未登録である場合、そのDNSで.JP以外のドメインを処理することができないことがあります。また、その逆もあります。この場合、ドメインの管理者がINTERNIC、あるいはJPNICにネームサーバー登録をしてください。
 一旦INTERNICにIPアドレスが登録されている場合、たとえそのネームサーバーを使わなくなっているとしても、データベースから削除しない限り、別名のネームサーバーのIPとしては登録できません。例えば、ns.xxxx.co.jp として、123.123.123.123がINTERNICに登録されている場合、そのネームサーバー(ns.xxxx.co.jp)が現在は使われなくなっているとしても、同じ123.123.123.123を、ns.yyyy.co.jpとして新規登録することはできません。必ず、先にns.xxxx.co.jp の登録を抹消してください。(抹消登録をしても、データベースが完全に書き替わり、そのIPが別名のDNSとして登録できるようになるにはかなりの時間がかかります)

これから取得するドメインで新たにDNSを立てたい場合

 sample.comをこれから取得して、ns.sample.com というネームサーバーを新たに立ち上げたいという場合は、そのネームサーバーに割り当てるグローバルIPアドレスが、INTERNICにDNSとして未登録であることが絶対条件となります。(IPがすでに別のDNSとして登録されている場合は、その登録を削除した後でなければ再登録ができません。古いDNSの削除・変更は、そのドメイン名を取得・管理しているレジストラを通じて行ってください。こちらでは対応できません。)
 なお、新規にネームサーバー登録をする場合は、ネームサーバーの名前はなるべく ns*. か dns*. で始めてください。
(例:ns.sample.com dns3.xyz.net など)
 大元のサーバー名そのものはどんな名前でもいいのですが、ネームサーバー名はnsかdnsで始めたほうが不要なトラブルを避けられます。レジストラによっては、例えば、wwwというホスト名はネームサーバーのホスト名としては受け付けないようになっているところもあります。

グローバル(固定)IPアドレスはあるが、ネームサーバーがない場合(レンタルDNS)

 スタンダードコースでお申し込み後、レジストラ提供の無料レンタルDNS機能をご利用ください。Aレコード、Cレコード、MXレコードとTTL(Time To Live)を設定できます。ただし、DNSについての知識をお持ちの技術者がいない場合はお勧めしません。DNSの設定は専門的な知識と経験が必要です。レンタルDNSの設定方法などのご質問には応じておりません。
 .ST、.CXドメインはレジストラが無料レンタルDNS機能を提供していませんので、ご自分で別途ネームサーバーをご用意の上、お申し込みください。ない場合は
スタンダードホスティングパックをご利用ください。
 

固定IPがない場合(ダイナミックDNSの可否)

 常時接続環境はあっても、IPが固定ではないという場合があります。ダイナミックDNSを活用すればサーバーを立てられないことはないですが、イーネットではダイナミックDNSのサービスは提供しておりません。別途、ダイナミックDNSのサービスを提供している業者にご依頼ください。また、サーバー運用の信頼性の点から、基本的に、ダイナミックDNSによるサーバー運営は、お勧めいたしません。

サーバー管理者とは?

 当該ドメインが指し示しているサーバーを管理している責任者のことです。この責任者の所在、連絡先を必ず明らかにしてください。
 ドメインの不正使用や特定サーバーからのアタックなどがあった場合、苦情は当該ドメインを管理代行しているイーネットに寄せられますが、イーネットはドメインを管理していても、「ドメインを運用しているサーバーの管理者」ではないため、直接には対応できません。ドメイン管理者として、組み込まれているサーバー管理者に連絡し、サーバーが異常状態であることや、クラッキングされた可能性があることを伝えなければなりません。
 最近は、サーバーにウイルスを仕込まれたり、そのサーバーを足場にしたSPAMメールの送信やDoSアタックなどの犯罪行為をされるケースが増えています。サーバーが乗っ取られた状態を放置すると、そのサーバー情報がブラックリストに載って、世界中で接続拒否などの手段をとられてしまいます。こうなると、そのサーバーを利用しているすべてのユーザーが甚大な被害を受けます。
 新たにDNSを立てて自社サーバーを運用しようとする場合などは、こうした危険性を十分ご承知の上で始めてください。新しいサーバーを立てると、必ずアタッカーがやってきます。セキュリティホールのあるサーバーはたちまち乗っ取られ、他のサーバーにも迷惑をかけてしまいます。自信がない場合、安易にサーバーを立ち上げようなどとは思わないでください。
 実際、イーネットが管理しているドメインを使ったウイルス送信などが急増していますが、その発信源の多くは、いわゆる「自宅サーバー」です。



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