よくある質問のうち、トラブルにまつわるものをまとめています

Gmailのサービス変更、仕様変更による問題
Gmailが大幅なサービス内容変更をしました。従来は無料でも独自ドメインアドレスをfromに記述してGmailのサーバーから送信できましたが、これをするためには有料コースへの変更と、かなり専門的な知識を必要とする設定や手続きが必要となりました。
また、Gmailは無料転送サービスを経由したメールの受信を拒否するように仕様変更しました。SO-NETなどもこれに続いて同様の変更をしたようで、現在、SO-NETのアドレスへの転送メールはすべて拒否されているようです。
こうした有料化やサブスクリプション化の流れ、仕様変更はどうしようもありません。メールやWEBの独自運用についても、今後は他社レンタルサーバーへの全面的な移管などをご検討いただくのが合理的だと思われます。

フレーム式URL転送をご利用のお客様へ
フィッシング詐欺などの増加により、ブラウザやセキュリティソフトによっては、全画面フレーム読み込みのページを真っ白に表示するなどの対応が増えました。また、フレーム式読み込み先のページにフォーム入力があると、URL転送システム自体がフィッシング詐欺の可能性ありと判定して自動的にストップさせます。このような設定があると、他のリダイレクト転送の設定も一緒にストップさせられます。
従いまして、URL転送の設定は、今後すべてリダイレクト転送のみにしてください。現在フレーム式転送をされているかたも、リダイレクト転送に変更してくださいますようお願いいたします。

現在、各種サービスの障害が報告されている場合は、「お知らせ」のページに掲載しておりますので、まずそちらをご覧ください。

メール転送関連

POP3メール送受信関連

URL転送関連

DNS関連

更新忘れ、移転、その他

回答

メール転送関連

メールが転送されない

spam(迷惑メール)やウイルスの被害が増大したため、各プロバイダでは独自のspamフィルターやウイルススキャンサーバーなどを設置しています。それが原因で、メール転送が拒否されるというケースが急増しています。
特に xxx@docomo.ne.jp などのキャリア会社のメールアドレス宛の転送は、キャリア会社側がどんどん迷惑メール判定基準を厳しくしているため、デフォルトでは届きません。
docomoの場合は⇒ここなどを参照の上、設定変更してください。

その他、メール転送サーバーは大規模なサービスで利用者も多いため、こうしたトラブルに巻き込まれる可能性があります。

また、送信者や転送先のメールサーバーがブラックリスト入りしている場合も、転送が拒否されます。詳しくは⇒おしらせをご覧ください。

旧スタンダードコースで、URL転送やZONE設定を変更した後にメール転送が急に行われなくなるバグが生じています。対処方法は⇒こちらをご参照ください。


一般に、メール転送システムによるトラブルは、受信するメールサーバー側のフィルタ内容に大きく関係しています。
極端な例では、実際にこんなものもあります。
//spamがよく詐称しているhotmail.com、usa.net、usa.com、msn.com、livedoor.com、yahoo.co.jp、yahoo.com、exite.com、mail.com、email.com、aol.com、mindspring.com、earthlink.net、webmail.com、webmails.com、freecom.ne.jp、ar、br、cn、kr、ruのドメイン名を含むアドレス一切拒絶するようにしました。これらのドメインのメールアドレスに知人がいない場合におすすめです。//
(某サーバー会社のサイトに掲示されている文章)


ドメイン名でざっくりフィルターをかけているわけで、こうしたフィルターを設置したメールサーバーを利用したら、例えば、hotmail.comやAOL、Yahooメールからのメールは全部届かなくなります。確かにこれらのドメイン名はspam送信者アドレスに多く見られますが、一般の利用者もたくさんいます。spamがこなくなるメリットより、重要なメールが届かなくなるデメリットのほうがはるかに大きいでしょう。
メール転送システムは世界中の利用者が使っている巨大なシステムですので、今後、このように相手のメールサーバーとの相性、使っているプロバイダとの相性でトラブルが起きることは避けられません。
そのたびにプロバイダに問い合わせて、個別の条件を調べさせ、処置させることは事実上不可能に近いことです。spam防止に対するプロバイダの処置方法や考え方もまちまちで、A社が講じたspam防止策が、B社にとってはトラブルの原因となることもあります。例えば、A社が、自社サーバーからのウイルスメール送信を減らすため、ネット上に公開しない外部メールサーバーでウイルススキャンをしてから送信するシステムを構築したとします。しかし、B社では、ネット上に公開されていないサーバーから送信されたメールはspamであると見なして中継を拒否するフィルターを設置しています。この場合、A社から送信されたメールはB社のメールサーバーには届かないことになります。
このような状況下では、基本的には、メールのご利用はなるべく「転送サービス」ではなく、独立したPOP3メールボックスのご利用をしていただくしかないと考えます。
さらには、今後の長期的展望に立てば、他社レンタルサーバーへのサービス移管などをご検討いただくのが合理的と考えます。

POP3オプションのお申し込みはこちら

特定のメール(メーリングリストやYahoo!からのメール)が転送されてこない

送信者のメールサーバーや転送先のメールサーバーがブラックリスト入りしている可能性がまず考えられます。詳しくは⇒おしらせ をご覧ください

Yahoo!からのアラートメールや一部のメーリングリスト、GoogleMAIL(Gmail)の確認メールが届かないといったお問い合わせがあります。
原因はいくつか考えられます。
まず、お使いのプロバイダ、サーバー会社が設置しているspamフィルタによって転送メールがはじかれている可能性です。
他の転送メールは届いているのに、Yahoo!やメーリングリストからのメールだけが届かないのは、spamフィルタに二重の条件設定がされていて、

1)同報送信されたメールで
2)なおかつ転送システムが使われている

という2つの条件に合致する場合、こうした現象が起きえます。

次に、転送設定が間違っていないか、ループしていないか確認してください。
例えば、Gmailの送信アドレス追加確認メールが届かない場合、送信先のアドレスの転送先が同じGmailのアカウントであればループになってしまいますので、Gmail側が送信を拒否します。

それ以外の最もありそうな原因は、受信側が拒否しているケースです。
スタンダードコースで使っているメール転送システムはレジストラのeNomが提供しています。
*.cust.a.hostedemail.com
というメールサーバー(*はドメイン名)から中継されてくるメールをプロバイダ側で二重条件の1つとしてspamフィルタに設定していないかどうかをご確認ください。設定されている場合、プロバイダなりサーバー会社にその条件を解除してもらうしかありませんが、そのような個別対応はまず期待できません。

送信者アドレスが無効な場合も転送拒否されることがあります。
システムメールは返信されても困るため、Fromに使えないアドレスを入れていることがあります。メーリングリストは入会者のみメールを受け入れるため、一般には「使えないメールアドレス=メールが届かないアドレス」とみなされるわけです。この条件に合う場合、メールは中継されません。
こうした場合、spamフィルタの内容を変更することは、こちらではできません。
昨今のspamの急増やウイルスの猛威はすさまじいものです。なんらかの処置を続けていかないとメール転送システムそのものが維持できないほど大変な負荷がかかっています。
偽装されたメールアドレスによるメール中継を許すと、メール転送システムがspam送信者とみなされ、今度は世界中のメールサーバーからspamフィルターの対象にされてしまいます。まさにいたちごっこなのです。
とりあえず、メーリングリストやYahoo!のアラートメール関連にはメール転送を使わないなどの対応をしていただけるようご協力をお願いいたします。
現状では、世界中のあらゆるメールサーバーで毎日spamフィルタが更新されているため、電子メールの世界で絶対確実な方法というものはありません

以上、どうぞご理解をたまわりますようお願い申し上げます。

メール転送で、受信はできるがドメイン名で送信ができない

無料メール転送サービスは、ドメイン名を使ったメールアドレス宛のメールを「転送」するサービスであり、メールの送信はできません
従って、メールの送信はご利用のプロバイダのSMTPサーバー(送信用メールサーバー)などを使うことになります。以下のことをお試しください。

1)まず単純に、メールソフトのプロパティでFrom(送信者名)を xxx@ドメイン名 にして送信してみてください。SMTPサーバーの設定などはご利用中のメールサービス(プロバイダなどが提供しているメールサービス)が指定する内容にします。たいていは「SMTP認証が必要」「POPユーザー名(アカウント名)とPOPパスワードはプロバイダが指定したもの」を設定します。これで送信できればそのままお使いください。

2)これで送信が拒否される場合、25番ポートブロックが関係している場合があります。SMTPサーバーのPort番号を通常の25番から587番に変更してみてお試しください。
一例として、ODNの説明ページが→こちらにあります。ODNご利用者は参照してみてください。他のプロバイダのご利用者も、このページの説明が参考になると思います。

3)それでも拒否される場合は、Fromを書き換えると送信を拒否するサーバーですので、POP3オプションをご検討ください。根本的な解決として、他社レンタルサーバーなどに運用を移管することもご検討ください。
Gmailとの併用
今まではGmailと併用することで、ドメイン名での送信ができていましたが、Gmailがこのサービスを有料化したため、現在では無料版ではできません。

自分宛に送ったメールが転送されない

最近はspam(無差別広告メール)が膨大な数増えており、プロバイダのSMTPやPOPサーバーでは、各種のspamフィルターを導入しています。
また、メール転送システムそのものにもそうしたフィルターが必ず設定されています。
送信者メールアドレスと同一のアドレスにメールを送るのは、BCCなどで一時期慣例化しましたが、同時にこうした方法で送りつけられるspamも多いため、送信者メールアドレスと宛先メールアドレスが同一のメールについては、送信や受信を拒否するサーバーが増えてきました。
プロバイダのSMTPなどの場合は、そのプロバイダのドメイン名であれば送信者、宛先が同一であっても中継してくれるものの、外部のアドレスであれば拒否するというフィルターが多数存在します。
これらはそれぞれのシステム固有の仕様ですので、こちらではどうにもなりません。
送信テストをする場合、必ず送信者メールアドレスと受信者メールアドレス(宛先)は別のもので行ってください
外部のドメイン名アドレスからの送信であっても、宛先が違っている場合は中継することがあります。BCCなどでどうしても自分宛にメールを戻したい場合、BCC用に別のアカウントを設定するなどしてください。
例)
abc@abc.com → xyz@xyz.ne.jp への転送
abc2@abc.com → xyz@xyz.ne.jp への転送

上記のような設定をしてある場合、abc@abc.comからabc@abc.comへ送信しようとすると拒否されても、abc2@abc.com宛ならば中継する場合もあります。
ただし、xyz@xyz.ne.jp からabc@abc.com、あるいはabc2@abc.comへ送信した場合、メールは送信元に戻ってくる設定のため、多くのメールサーバーでは中継を拒否します。
いずれにせよ、現代では、送信者メールアドレスと宛先が同一というメールは「通常のメール」とは見なされないことをご承知おきください。

大きなメールを送ると転送されない

スタンダードコースのメール転送では、メール転送できるメールのサイズに上限(10MB)が設定されています。メガバイト単位のメールは転送しないでください
大きなファイルを送る場合は、宅ファイル便などの無料サービスや、自分のWEBサイトのサーバーにファイルを置いて、URLを相手に伝えてWEB経由でダウンロードしてもらう方法をとってください。大きな添付ファイルはインターネット世界のルール違反です。不用意に巨大なファイルを送ると、相手が迷惑するだけでなく、場合によっては相手のメールボックスをパンクさせて受信不能状態に陥らせ、相手だけでなく、サーバー会社やサーバー管理者にも多大な損害を与える結果につながります。
また、5MBのファイルを添付したメールのサイズは5MBではありません。添付ファイルは一旦別の規格にエンコード(記号化)されるため、元のファイルより数十%大きくなります。5MB添付したメールのサイズが8~9MBになることは普通にあります。8~9MBのメールは、中継サーバーのチェックによって10MB以上と判断され、途中で切断されることがあります。MB単位の(特に2MBを超えるような巨大な添付ファイルがついた)メールの送受信トラブルに関しては、一切責任を負えません。

大量送信したところ、ある時点で転送がされなくなった

通常のメール転送サービス、Eメールパック10ともに、送信メール数の上限を設けています。
これはspam行為を禁止して、サービス全体の安全性を守るための必要不可欠な措置です。
具体的には、1つの転送設定に対して1日500通以上のメール転送はできないようになっています。
また、Eメールパック10では、1つのアカウントに付き、1日500通以上のメール送信はできません。

メールが異常に遅延して転送されるようだ

メール転送サービスは、全世界で多数のユーザーが利用している巨大なシステムですので、spamやウイルスの影響を受けやすいという欠点も否定できません。
メール転送の遅延は、ほとんどの場合、spamメールが異常な数送信されたための障害です
spamを撃退するため、各プロバイダやネット業者は頻繁にspam排除用フィルターを開発、設置していますが、今度はそのフィルターが原因で普通のメールが中継拒否されたり遅延するという二次被害も出てきます。
特に利用者の多い某携帯電話会社などは、国内の大手プロバイダ以外のIPから来たメールは、場合によっては中継を後回しにしたり拒否したりする大胆なフィルターを使っているという話もあります。もともと、携帯端末へのインターネットメールは極めて不安定なものであるということをご理解ください。
こうした障害はメールの中継経路の途中で起きるものであり、こちらでは対応できません。

メール転送を設定したら、急に海外からの広告メールが増えた

新規登録されたドメインはspam業者のロボットが自動検索しています。「なんでも@ドメイン名」という設定でメール転送をすると、一見どんなアカウントでも中継されるので便利なようですが、spam業者の餌食になります。でたらめなアカウントでも、ドメイン名さえ存在していればメールが届くからです。メール転送に使うアカウントは限定してください。
また、spam業者がよく使うアカウントは info@ sales@ など、一般に設定されているものです。 こうした一般的なアカウントを避けて設定することも多少はspam被害を減らすことにつながるでしょう。
さらには、WEB上に公開しているメールアドレスは、spam業者のクロールロボットが自動巡回して収拾しています。これらのロボットは mailtoタグやメールアドレスに使われる @ をキーとしてメールアドレスを収拾していますので、WEB上にメールアドレスを公開するときは、
1)アドレスを文字(テキスト)ではなく画像で貼り込む
2)WEB上にはメールアドレスを掲載せず、問い合わせはすべてCGIやJava Scriptのフォームメールで受ける
などの対抗手段をとることが必須です。
詳しくは、 こちらをご参照ください。
なお、ドメインのwhois検索で表示されるドメイン所有者のメールアドレスも、まっ先にspam業者によって収集され、spamの標的にされます。しかし、ICANNの規則により、所有者のメールアドレスを非公開にするわけにはいかないため、イーネットでは現在、新規登録の際には、所有者様の固有のメールアドレスではなく、mail1@ドメイン名 というメールアドレス、あるいはイーネットのメールアドレスを所有者メールアドレスとして登録しています。mail1@ドメイン名 というアドレス宛のspamが増えてお困りの場合、このメールアドレスをメール転送のリストから除外してください。

自分のドメイン宛のメール送信が拒否されてしまう

昨今、あまりにもspamメールやウイルスメールが多くなっているため、多くのメール転送システムでは、送信元のメールサーバー名を事前にチェックし、そのメールサーバーが実在のものであることを確認してからメール中継を許可するようになっています。そうしないと、spamやウイルスでたちまちメールサーバーがパンクしてしまうだけでなく、転送システムのサーバーが大量のspam発信(中継)メールサーバーとしてブラックリストに載せられてしまうからです。
送信者側が使っているメールサーバーがインターネット上に存在しない名前の場合(ホスト名を引けない場合)、中継を拒否します。プロバイダのメールサーバーがインターネット上で定義されていないということは通常ありえないため、問題になりませんが、大学などの独自サーバーや小さなプロバイダでは、ホスト名の定義をせず(インターネット上に名前を公開せず)にメールサーバー名をつけている場合があり、そのようなメールサーバーから送信されたメールは中継を拒否されます。
このケースは最近増えています。大学構内のメールサーバーや一部プロバイダの他、大手プロバイダでも、最近増設したウイルスチェック用のサーバー(メールを送信する前に送信メールにウイルスが含まれていないかどうかをチェックするためのサーバー)などに、ホスト名を定義していないものがあります。
Helo command rejected: Host not found
といった、Host not found というコメントが含まれたエラーメッセージが返ってきてメールが中継されない場合は、この可能性があります。この場合、上記コメントを含むエラーメッセージを添えて、お使いのSMTPサーバー名がインターネット上に存在しているか(名前を定義して公開されているか)どうか、プロバイダやメールサーバー管理者にお問い合わせください。もし、上記に該当する場合は、プロバイダに、そのSMTPサーバー名をきちんとインターネット上で「名前定義」してくれるようにご依頼ください。
ローカル環境だけに通用するネームサーバー名を名乗っている場合、そうしたサーバーから送信されたメールは中継されません。これはspamやウイルスを防ぐための措置で、多くの転送サービス用中継サーバーで採用されているフィルターです。今後、こうしたフィルターを設置したメールサーバーは増えていくと思われますので、他の通信環境でも、名前が引けないSMTPサーバーから送信されたメールが不達になるというトラブルは増えていくでしょう。
プロバイダ側が対応してくれない場合、こちらではシステム変更の権限などがないため、対応できません。どうぞご理解をたまわりますようお願い申し上げます。

コントロールパネルにアクセスできない/ログインできない

ベーシックコースとスタンダードコースでは設定画面へのログインページがまったく違います。どちらのコースかをまずはお確かめください。
ベーシックコースは⇒https://dns-diy.net/
スタンダードコースは⇒https://access.enom.com/
です。
なお、ブラウザSafariでアクセスできないという報告もあります。FirefoxやChromeで試してみてください。
なお、POP3オプション、旧Eメールパック10などの独立メールボックスを設定しているお客様は、メール転送はWEBメール画面から行ってください。

POP3メール送受信関連

「サーバーが見つかりません」となってPOPサーバーに接続できない

ノートンやマカフィーなどのセキュリティソフトを常駐させている環境では、勝手にDNS機能を内蔵させ、一度接続したホスト名をキャッシュしたり、CNAMEを無効にさせるような設定があるようです。こうした環境では、正しくホスト名のIPが引けなくなることがよく起きており、「サーバーが見つかりません」というエラーになります。試しに、POPサーバー名をIPアドレス直接指定に変えてみてください。

受信はできるが、突然送信だけができなくなった

spamの急増に音を上げたプロバイダが、「25番Portブロック」という手段を執るようになり、現在ではほとんどのプロバイダが実施しています。25番Portブロックとは、「接続しているプロバイダ以外のSMTPサーバーにアクセスさせない」という処置です。
現在、POP3オプション、Eメールパック10など、すべてのメール関連のオプションは送受信ともにSSL化しています。メールソフトの設定を見直してみてください。
設定方法などについてこちらに解説ページを設けましたので、ご参照の上、メールソフトのアカウント設定を変更してください。

SMTPポート番号を変更しても、やはり送信が拒否される

「SMTP認証」の設定ができていない可能性が高いです。
イーネットでご提供している独立POP3メールボックスのオプションはAuthenticated SMTP(SMTP Auth)のセキュリティ対策をしています。メールソフトの設定で「SMTPサーバーは認証が必要」という項目をチェックしなければいけません。
詳しくはこちらをご参照ください

暗号化ZIPファイルを添付すると送受信できない

当社サーバーに附属しているウイルスチェックフィルタは、送受信のいずれの際にもウイルスチェックを行っております。暗号化ZIPファイルは、昨今、巧妙なフィッシング詐欺に利用されることが多く、また、「暗号化」されているがゆえに、ファイルの中身がスキャンできないため、送受信できないようにさせているサーバーがあります。トラブルを避けるため、暗号化ZIPファイルは添付しないでください。

URL転送関連

フレーム式転送で、タイトルが文字化けしている

ネット事情が変化し、現在ではフレーム式URL転送はフィッシング詐欺の可能性ありと判定されてしまうことが増えました。フレーム式転送そのものをやめてリダイレクト転送に切り替えてください

フレーム式転送で、再読込するとトップページに戻ってしまう

これはシステム上の仕様です。フレーム式転送はフィッシング詐欺サイトと判断されることがあるので、リダイレクト転送に変更してください。

フレーム式転送で、元の画面と天地左右の余白が違ってしまう(一部画像や文字が重なってしまう)

Internet Explorerはじめ、WEBブラウザにはもともと天地左右にデフォルトの余白が設けられています。これらは<BODY>タグの中で数値指定することにより調整が可能です。
数値を指定しない場合は、見ている人のWEBブラウザの初期設定値に従いますので、どのくらい余白が空いているかはまちまちです。本来、WEBデザイナーはこれらの余白を厳密に指定しておく必要があります。
スタンダードコースのフレーム転送では、余白ゼロに指定した元のページをそのまま再現できるよう、余白ゼロを指定しています。従って、余白を指定していないHTMLを読み込むと、デフォルト値の余白が消えて天地左右のマージンがゼロになります。
例えば、Internet Explorerのデフォルトと同じ余白を入れたい場合は、<BODY>に
<BODY topmargin="15" bottommargin="15" leftmargin="10" rightmargin="10" bgcolor= ......>
というような記述を入れてください。

詳細はこちらこちら
また、フレーム式転送は現在では推奨されませんので、リダイレクト転送に切り替えてください

取得したドメイン名のURLが検索エンジンでなかなか拾ってもらえない

最近、検索エンジンについてのご質問を多く受けますが、ほとんどの場合、検索エンジンについての基礎知識が伴っていないための誤解が含まれています。
検索エンジン対策はプロの業者にとっても、もっとも難しいテーマの1つです。検索エンジン対策のコンサルタント料で成り立っている会社もあります。検索エンジン対策はWEBビジネスの基本であるがゆえに、ノウハウは各企業の極秘事項に属します。簡単なことではないということを、まずは肝に銘じてください。
また、検索エンジンの仕様は刻々と変化していますし、検索サイトそのものの統廃合も進んでいます。そうした状況の中では、確実なことは何一つ言えません。
最近ではWEBページに検索エンジン対策を施すことをSEO(Search Engine Optimization)などと呼ぶようになりましたが、例えば他社サイトですが、こちらのサイトなどには、詳細な解説がありますので参考にされるとよいでしょう。
とりあえず、ここでは最低限、以下のことをご理解ください。

■検索エンジンの現状
2004年頃、大手検索エンジンは、Google系、Yahoo!系、その他に大別されていました。しかし、その後は淘汰され、2018年現在ではGoogleとBing!が競い合っている状況です。
Googleのエンジンは、@Nifty、BIGLOBE、excite(その傘下にso-netやDION、ODN)、AOL、infoseek、goo(その傘下にplala、OCN、wakwakなど)、Aladdin SHOPPING SEARCHなどなど、多くの検索サイトが使っていました。どこで検索しても、自社サイトのディレクトリデータ内に一致するものがない場合は、Googleのエンジンで検索しますのでほぼ同じ結果が出ます。言い換えれば、Googleに登録されていれば他の検索サイトに登録する必要はありません。Google対策が最重要であることがお分かりいただけるでしょう。
どの検索エンジンも、URLを登録しなければ基本的には拾ってくれません。何もしなくてもホームページを立ち上げれば翌日から検索エンジンに載ると勘違いされているかたがいらっしゃいますが、間違いです。運よく拾ってもらえることはありますが、基本的には、何もしなければいつまで経っても検索エンジンには拾ってもらえません。何もしなくても拾ってもらえている場合は、他の登録済みページからリンクされていたり、たまたま検索エンジンがクローリング中に見つけてくれたからです。
検索エンジンへの登録は、各検索サイトから申請してください。一般にはGoogleだけで十分でしょう。
現在、Googleへの登録申請は、一般には2~3か月しないと反映されません。登録すれば翌日から検索されると思うのは間違いです。また、ページのHTMLソースが、検索エンジンに正しく対応していることが必須条件となります。Googleへの登録申請はこちらから


■Google系検索エンジンの秘密
一口ではとても説明しきれませんが、Googleのエンジンは主に<BODY>以下にキーワードがどれだけ多く出てくるかということと、他の人気サイトからどれだけ多くリンクされているかという要素を組み合わせて分析し、ランキングしていると言われています。「人気のあるページからリンクされているページは、やはり人気が高いはずである」というGoogle独自の「ページランク」理論に基づくものです。<HEAD>内のメタネームは重視していないようです。
従いまして、現在、フレーム式トップページを検索エンジンに拾わせるためには、<noframes>というタグを使うことが重要です。オプションパックのフレーム転送では、そのへんを考えてTOPの転送用フレームページを作成しています。
スタンダードコースのフレーム転送では検索エンジン対策はできません。転送先(本来)のページに十分な検索エンジン対策を施し、検索エンジンには、本来のURLで拾われるようにしてください。
その際、以下のようなページはまず拾ってもらえませんし、拾ってもらえても上位ランクは難しいでしょう。

他にも様々な要素がありますが、詳細はとても説明しきれません(このテーマだけで本が1冊書けるほどで、学ぶには大変な時間と労力を要します。また、検索エンジンの仕様は刻々と変わっていますので、最新情報は誰にも分かりません。余裕のある方は、それこそGoogleなどで「検索エンジン対策」などのキーワードで検索して研究してみてください)。
URL転送をリダイレクト転送にしている場合、ドメイン名のURLを検索エンジンに登録しようとしてもほとんど無視されます。
現在の主力であるGoogleに対しての検索エンジン対策を重視される場合は<HEAD>内のメタネーム指定はほとんど効果が期待できません。従いまして、ドメイン名でのURLで検索エンジン対策をされる場合は、「オプションパック」にしてください。オプションパックでは言語指定をした上で日本語のキーワードを指定しています。また、<HEAD>のメタネーム以外にも検索用のテキストを入れてあり、この方法は、Google、infoseek両方に有効であることが分かっています。
転送先の本体ページで、検索エンジン対策をどのようにしていいのか分からないというかたも、オプションパックでお申し込みいただければ、転送用フレームページにこちらで適切な検索エンジン対策を施しますので、最も簡単な検索エンジン対策方法と言えます(ただし、検索エンジンへの登録申請そのものはお客様ご自身でなさってください)。

フレーム式転送で、カウンターなど一部のCGIがうまく動作しない

プロバイダ系のホームページエリアなどでは、外部サイトからカウンターなどのCGIが読み込めないように排除しているところがありますので、そうしたページはURLフレーム転送にした場合、カウンターが非表示になるなどの現象が起きます。カウンター以外にも、Java ScriptやPHPなど、動的言語の記述がURLフレーム転送ではうまく動作しないことがあります。
これはプロバイダ側(もともとのサーバー側)の仕様ですのでこちらでは対処できませんので、フレーム式転送をやめ、リダイレクト転送に切り替えてください。

フレーム式転送で、Googleなどの検索エンジンで検索した結果画面において文字化けしている

スタンダードコースのURL転送では、タイトルや検索用キーワードの指定ができますが、ASCII文字以外は受け付けないため、日本語の指定はUnicodeの数値参照方式を使っています。数値参照方式はブラウザのタイトルなどでは正常表示されますが、検索エンジンの検索結果表示ページなどでは文字化けすることがあります。これは検索エンジン側の問題ですので、こちらでは対応できません。
現在はスマホでWEBを見ている人が圧倒的に増えたため、トラブルを避けるためにもリダイレクト転送に切り替えてください。

携帯端末でURL転送がうまくいかない

パソコン用ブラウザと違って、i-MODEなどのインターネット対応携帯電話端末は、URL転送に対する対応状況が機種によりまちまちです。現状ではフレームに対応している端末はほとんどないため、フレーム式URL転送機能は使えないと思ったほうがよいです。リダイレクト転送に対応している機種は増えていますが、機種によってはリダイレクトされるときに《サイトが移動しました》というようなメッセージが挟まれることもあるようです。古い機種ではどちらにも対応していないものもあります。

URL転送がときどき失敗する。あるいは異常に時間がかかる

おおもとのページ(URL転送先のWEBページ)にJava Script構文エラーや、Java Appletを自動ダウンロードさせるようなJava Script、あるいは外部アクセス解析にリンクしたJava Scriptなどが存在しませんでしょうか。この場合、Internet Explorerではそのエラーや自動ダウンロードを検知するため、フレーム転送時には読み込みが止まってしまうことがあります。
転送先のURLを直接打ち込めばつながる場合でもフレーム転送時に停まる場合、ブラウザの下に以下のような表示が出ていないかどうかご確認ください。
構文エラーの証がブラウザの下に出ている
Internet Explorerであれば、[ツール]→[インターネットオプション]→[詳細設定]→[ブラウズ]→[スクリプトエラーごとに通知を表示する]にチェックを入れてあれば、HTMLソースのどのへんにエラーが潜んでいるのか確認できます。↓
構文エラーの表示
特にIBMのHomepage Builderを使った場合、各種Java Scriptを勝手に埋め込むため、こうしたエラーが大変多くなります。あるいは新規ウィンドウを開かせるJava Scriptや他の外部からのコントロールプログラムをダウンロードさせるJava Scriptが記述されている可能性もあります。
直接のURLを打ち込んで表示される場合は、ブラウザがこうした構文エラーを無視した結果に過ぎません。URLフレーム転送は、他のサーバーから他のサーバーのページを読み込むため、HTMLソースにこうしたエラーが存在すると、悪意のあるサイト、あるいは危険なサイトとみなして読み込みを中止したり、単純にブラウザが読み込みエラーを起こして止まることがあります。
外部にリンクしたアクセス解析スクリプトがある場合なども、それをさらにフレームで読み込もうとすると、悪意のあるプログラムとみなしたり、エラーを発生させることがあります。
解決するためには、原因となっているHTMLのソースを修正あるいは削除してください。
現代ではウイルスを送り込んだり、広告目的のサイトに誘導したり、スパイウェアを送り込んだりするサイトがあまりに増えたため、ブラウザがアクセスした途端に別のページに誘導したり、別のプログラムをダウンロードさせたりするようなHTMLの作り方は許されません。
Java Scriptは、やむなく使うとしても、新規ウィンドウポップアップ関連や他サイトのデータ読み込み関連はやめて、必要最小限度にしてください。

URL転送がきかない。急に真っ白に表示されるようになった。「サーバーが見つかりません」という表示が出る

一般的な原因としては、以下のようなことが考えられます。
1)ウイルスバスターなどのセキュリティソフトの設定、ブラウザのセキュリティ設定などで、URLフレーム転送が拒否されている
 ⇒最近はセキュリティ設定がいきすぎて、ページ全体をフレームで読み込むURLフレーム転送そのものを「危険なサイトの検出」と認識し、拒否するものがあります。ウイルスバスターなどを導入後につながらなくなった場合は、ほぼ間違いなくそれが原因です。2010年後半から「つながらなくなりました」「サイトが見えなくなりました」という問い合わせが急に増えてきましたが、そのすべてはウイルスバスターが原因でした。価格コムの評価などでも話題になっているようです。Twitterで報告している人もいます。お使いのセキュリティソフトの設定を変更してください。
各種ソフト会社やパソコンメーカー、プロバイダなどのサポート部門でも、最近は最初にまず「ウイルスバスターをインストールされていませんか?」という言葉からサポートが始まるようになったそうです。

一般的に言えることは、ウイルスバスターなどの常駐型セキュリティソフトをデフォルトのまま使うのは、百害あって一利あるかないかであるということです。PCの動作が極端に重くなるため、必要な作業でエラーが出やすくなりますし、絶えず背後で動いているため、HDDの寿命も縮めます。なによりも、予測不能のトラブルが増えて、貴重な時間を無意味に使わされることになります。最新版では、インストールしただけで他社製のファイアウォールソフトなどを勝手にアンインストールしたり、海外IPからのアクセスを無条件でブロックするなどという無茶なことをしているという報告もあります。ITのプロでこの手のソフトを漫然と使っている人はいません。いるとすれば、その人はプロとは言えないでしょう。
「あれは初心者を食い物にする霊感商法のようなもの」と唾棄するエンジニアもいます。
特にウイルスバスターは、過去にも何度も大きな被害を与えており、初心者以外では使う人はいないでしょう。
一例として、2005年4月23日の新聞紙上にはこんな記事が並んでいました。

読売新聞「メディア・JRなどLAN障害、ウイルス対策で不具合」
産経新聞「LANトラブル相次ぐ JRやメディア各社 ウイルス対策ソフト原因か」
産経新聞「トレンドマイクロ社が謝罪会見 ウイルス対策ソフト不具合 」
朝日新聞「共同・朝日などシステム障害 ウイルス対策ソフト原因?」

自分がウイルスバスターを外しても、他の人が使っていれば同様に見えないではないか、というお問い合わせもいただきますが、その通りです。ウイルスバスターを使う人が増えていけば、こうしたトラブルも増えることになるでしょう。それを回避するために、URLフレーム転送は諦め、リダイレクト転送にするという判断をされるかどうかは、ドメインの運用をされるオーナー様次第です。

2)ノートンやマカフィー、ウイルスバスターなどの常駐型セキュリティソフトがDNSのキャッシュでエラーを起こしている
 ⇒セキュリティソフトのDNS機能関連をご確認ください。セキュリティソフトの中にはDNS機能を持つものがあり、ブラウザに打ち込んだURLを外部(インターネット上)のDNS(ネームサーバー)に問い合わせず、ソフト内に蓄積したDNSデータにより解決しようとします。ここで間違ったデータが蓄積されると、いつまで経っても正しい名前引き(ドメイン名、ホスト名をIPアドレスに変換する作業)を行ってくれません。セキュリティソフトにDNS機能が付いている場合はOFFにすることを強くお勧めします。

3)一時的な障害のときの情報をお使いのWEBブラウザがいつまでもキャッシュしている
 ⇒Internet Explorerの場合、以下の設定をご確認ください。
 Internet Explorerの[ツール]→[インターネットオプション]→[全般]とたどって設定タブを開いてください。ここの[インターネット一時ファイル]→[設定]タブを開き、いちばん上の「ページを表示するごとに確認する」にチェックが入っているかどうかご確認ください。他にチェックされている場合は、ここに設定し直してください。
 また、この[設定]の左にある[ファイルの削除]をクリックすると、現在お使いのパソコンにキャッシュされている一時ファイル(Internet Explorerがため込んだファイル)を削除することができます。
IEのキャッシュ設定

 [設定]で、「ページを表示するごとに確認する」設定以外では、Internet Explorerは一度アクセスしたページを表示する際、以前に表示した内容をキャッシュしていて、そのキャッシュをそのまま表示してしまいますので、現在WEB上にある最新情報に更新されません。一旦「サーバーが見つかりません」などのエラー表示が出ると、トラブルが解消されていてもその表示を出し続けてしまいます。
 この[設定]で「ページを表示するごとに確認する」に設定したら、一旦Internet Explorerを閉じて、もう一度開き、閲覧したいページで、Shiftキーを押しながら「更新」アイコンをクリックしてください。これで強制的に再読込されます。
 他のブラウザをお使いの場合も同様の設定をする設定タブがありますので、キャッシュを読まず強制的に最新情報を再読込する設定でお使いください。

4)URL転送サーバーとお使いのプロバイダ間で回線障害が起きている
 ⇒回線障害が解消されるまでお待ちください。

5)URL転送サーバー内でなんらかのトラブルが起きている
 ⇒レジストラで復旧作業をしているはずです。解消されるまでお待ちください。
6)フレーム式URL転送をしている
 ⇒危険なサイトと判断されている可能性が高いです。リダイレクト転送に切り替えてください。

DNS関連

DNSを変更したが、うまく反映されていないようだ

ドメインに対するDNS変更は、ドメインのルートレジストリの情報が書き替わるまでに24時間~72時間。そこからさらにTTL(Time To Live)があり、しばらくは古い情報でアクセスされる期間が生じます。
TTL(Time To Live)というのは、DNSに以前の接続情報をキャッシュしておく期間のことで、それが残っている間は、ドメインのルート情報には直接問い合わせず、そのキャッシュ情報に従ってアクセスします。
TTL(Time To Live)はURL接続だけでなく、メールの送受信にもあります。また、URL接続とメール送受信のTTL(Time To Live)は別ですので、URL接続は新しい情報に従っているのに、メールは古い情報に従って送信されているということもあります。
TTL(Time To Live)がどのくらい残るかは環境によってまちまちですが、長いときは1週間以上残ることがあります。これはDNSというものの基本的な仕様ですので、どうにもなりません。
一般に、WEBサーバーよりもメールサーバーのTTL(Time To Live)のほうが長く取ってありますので、WEBが切り替わってもメールは古いサーバーに届くという期間も生じます。
DNSについては、こちらのページもぜひ併せてお読みください。

レンタルDNSでSPFレコードを設定したい

最近、メールサーバー側で、送受信の際に、送信者アドレスのドメイン情報からDNSに照会し、SPF(Sender Policy Framework)レコードを確認してから送受信を許可するというシステムを導入するケースが出てきました。SPFの設定はドメイン取得の問題ではなく、そのドメインを運用するネームサーバー側の設定の問題です。無料レンタルDNSをご利用の場合は、DNS設定画面からSPFレコードを「TXT」レコードとして追加することができます。ただし、書式などについてはサポート外ですので、サーバー管理の知識があるかたが責任を持って行ってください。
SPFの設定方法については、こちらのページをお読みください。

更新忘れ、移転関連

うっかり更新を忘れてしまったがまだ間に合うか

ドメインの一生 ドメインは左図のようなライフサイクルをたどります。
1)Available 未取得状態(誰もが自由に登録・取得できます)
2)Active 有効状態(有効期間内。自由に運用できます。DNS変更、更新、移転などもいつでも可能です)
3)Expired サスペンド状態(更新をしなかった場合、まずこの状態になります。ドメインの機能は失効していますが、この期間であれば、現レジストラでの更新は可能です。移転はできません。この猶予期間は一般に30日程度ですが、レジストラによりもっと短くなることもあり、一刻の猶予もできません。サスペンド解除手続き費用として3300円が追加でかかります)
4)Redemption 削除猶予期間(サスペンド中にも更新がなかった場合、管理はレジストラを離れて一旦ルートレジストリ保管状態となります。この状態になると、もはや自動的には更新回復は不可能で、どうしても回復させるためにはレジストラが高額な手数料を払い、事務手続きをしてレジストリに回復申請をしなければなりません。イーネットではこの状態になったドメインについてはもはや関知いたしませんので十分ご注意ください。この期間は30日前後です)
5)Pending Delete 削除猶予(放出前にさらに5日程度の空白期間がありますが、ここでは一切、ドメインの回復などはできません。再び市場に放出されるのを待つしかありません。悪質な再販業者が購入し、元の所有者を含めて第三者に高額で転売しようとするケースもありますので、社名を含んだドメインなどは安易に失効させないほうが安全です)

再び放出されたドメインは、誰もが取得可能になり、上記の1)の状態に戻ります。
イーネットでは、期限前に最低2度、更新のご案内を登録者メールアドレス宛にお送りしています。郵送によるご案内はしておりません
ドメインの管理者・登録者のメールアドレスが変更になる場合は、必ずこちらから変更届を出してください。通知が届きませんと、ドメインが失効してしまいますので十二分にご注意ください。特に、DNS変更をして他社レンタルサーバーで運用されているお客様は、以前の登録メールアドレスを失効させているケースが目立ちます。こちらでは連絡不能状態になってしまいますので、DNS変更の際、管理者メールアドレスが変更になる場合は必ず一緒に届けてください。
更新期限を過ぎたドメインに関してはそのままサスペンド期間を経て失効、放出となります。
更新をお忘れになった場合、左図のサスペンド期間内であれば失効解除を申請し、更新ができますが、レジストラ移転などはできませんので、現状のコースのままでの更新となり、料金が割高になる場合もあります。
サスペンドに入ったドメインをコース移転して複数年更新する場合、現レジストラで1年更新をした後、60日経過後に再度移転手続きをしなければなりません。大変手間がかかる作業となります。再処理料として3000円+税もかかります。すでにご入金済みの場合、その金額以内で手数料を引いて最大年数を更新し、残額はお預かりして、次回更新時にマイナス精算とさせていただきます。

このように、ドメインは失効後すぐなら更新が可能ですが、その場合、すぐにコース移転したり解約してレジストラ移転するなどの処理はできなくなります。更新は余裕を持って行ってください。
更新はいつでも可能です。残り期間が5年あるようなドメインでも、合計10年を超えなければ追加更新ができます。例えば、2025年10月が期限のドメインに、2020年に追加3年更新をすれば、期限は2028年10月まで伸びます。車検のように、期限前1か月からでないと更新できない、あるいは損をするというようなことはありません。

知らないうちにサイトが他人のものになっているようだ

それは「他人のサイト」ではなく、ドメインが失効したことを知らせるページが共通して表示されているだけです。
ドメインが失効直後にはこのようなページにつながります ドメインが失効直後にはこのようなページにつながります
上のような画面が代表的なものです。
ドメインが失効した直後(サスペンド期間)は、レジストラが契約している業者の広告ページや再販業者のページが表示されることがあります。場合によっては、完全失効後は再販業者がそのドメインを買い取り、元の所有者を含め、一般顧客に高額で売りつけることもあります。そうなった場合も、すでにそのドメインの所有権は第三者に移っているわけですので、何もできません。
上のような画面が出ていれば、ドメインが失効したことを意味しますので、至急、メールで連絡の上、失効解除、更新のお手続きをしてください。サスペンド期間も過ぎますと完全失効してしまいます。
なお、画面の中のリンクをクリックすると親レジストラのサイトなどにつながりますが、親レジストラに直接問い合わせても解決しません。これは無視して、必ず当社にメールを入れてください。
また、失効してしまった原因をご確認ください。更新のご案内メールが届いていない場合、
  1. 更新ご案内メールをspamフィルタなどで削除してしまっている
  2. 管理者メールアドレスが無効になっているのにイーネットに届けを出していない
  3. 管理者が変わっているのにイーネットに届けを出していない
  4. 管理者が退職し、きちんと引き継ぎを行っていない
  5. ネット関連の業務を外部に委託してしまい、その際、ドメインの管理がイーネットであることを伝えていない
などが原因ですので、必ず原因を調べてください。1)の場合は、いただいたメールへのこちらからの返信も届きませんので問題が解決しません。

Whois情報を見るとまだ失効していないはずなのに変なページが表示される

一般公開されているWhois情報では、実際のドメイン期限より1年長く表示されていることがあります。完全失効後、レジストラが再販業者へ売り渡すために仮押さえしておくため、そのように表記されることもあります。いずれにせよ、公開されているWhoisの期限情報は信用しないでください。なお、一般公開用ではなく、元レジストラの中にあるWhois情報には実際の期限が表示されています。

管理移転申請をしたが拒否されてしまったようだ

ドメインの管理移転は、必ずこちらのページの説明を熟読され、解約届けを送信してから行ってください。
解約の確認が取れないままドメインの移転申請をされても拒否されます。
第三者によりドメインを乗っ取る行為も起きておりますのでご留意ください。
なお、移転期間中はDNS変更など一切の変更作業ができませんので、他社サーバーにドメインを組み込む場合、まずはDNS変更申請を済ませてから解約、移転申請へと進んでください。
移転申請をし、確認手続きもしたがレジストラから拒否された場合は、以下の原因が考えられます。
1)すでに失効している
2)失効日まで30日を切っている
3)レジストラHOLD状態である(失効している)
4)決められた時間内で確認手続きを取らなかった(レジストラからのメールを理解できず、spamなどと一緒に削除しているケースがほとんどです。またORGドメイン、INFOドメインは所有者のメールアドレスと連動してAuthコードを自動生成していますので、所有者アドレスをこちらで書き換えた後は、直接そのアドレス宛にレジストラから英文メールでAuthCode(EPPキー)が送信されます。この英文メールを確実に受信する必要があります。また、AuthCodeの有効期間が設けられていますので、キーの発行後、ただちに移転申請をしないとキーが失効し、移転が拒否されます)

Whois情報のRegistrant(所有者)欄にイーネットコーポレーションの情報が載っている

これは2010年頃からORGドメインで出てきた現象です。
ORGドメインはもともと非営利組織・団体のためのドメインとして制定されたものですが、かつては.COM/.NET と同じ、Network Solutions Inc.が幹事会社で、利用のルールも厳しくはありませんでした。
しかし、その後、アメリカ国内でNetwork Solutions Inc.のドメイン幹事会社としての独占状態が問題化し、ORGドメインは別会社に運営が移りました。
現在では、ORGドメインはあらゆる面でルールが厳しくなっています。Whois情報に少しでも不正確な記述があると、それを認めず、自動的にドメインを販売・管理している業者(この場合は当イーネットコーポレーション)の情報をRegistrant欄にも入れるようになりました。
そのため、ORGドメインの所有者情報を表示させるには、電話番号やメールアドレスも含めて、すべて正しいものを表示させるしかありません。
しかし、公開されたメールアドレス宛には、必ずと言っていいほどspam(迷惑メール)が殺到するようになります。イーネットではこの問題を重視し、所有者情報のメールアドレスは「mail1@ドメイン名」の形式で初期設定し、このアドレスを有効化させるかどうかは所有者様の判断にお任せしてきておりました。
しかし、ORGドメインのWhois問題が表面化してからは、更新のタイミングなど、できる限りの機会を利用して、ドメインのWhoisを正確に書き換えております。
将来、ORGドメイン以外でもこうした問題が出てくることは予想されます。その際の対応も、これに準じて行うことになります。
なお、Whois情報を事実上非公開にする「所有者情報保護オプション」もご検討ください。

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