ドメインの種類
- ドメインというものの仕組みが作られた草創期から存在しているのが.COM/.NET/.ORGです。その後、.INFOと.BIZが加わりました。
- COM/.NET/.ORG/.INFO/.BIZドメインの中では、.COMが最も知られていて、現在では本来のCOMmercialという意味合いが薄れ、個人・法人の別なく使われています。.ORGドメインはかなり厳格に「非営利組織」を対象としており、所有者情報の公開や正確性に厳しいポリシーを持っています。
- 国・地域別に与えられたCC TLD(Country Code Top Level Domain)の中には、国・地域に関係なく、一種の輸出品のように国外、地域外の個人・法人に自由にドメインを販売しているものがあります。その中では、.ST .CO .IN .BZ .BE .CC などが比較的安価で使いやすいドメインです。
- その後、いろいろな普通名詞や略称などを表すドメインが大量に作られ、自由に所有・運用できるようになりました。ただし、設定された価格に大きな幅があります。安価で使いやすい新ドメインとしては、club、click、link、space、tokyo、work、xyz、art、center、love などがあります。
- 昨今はネットの検索機能が充実し、個人がドメインにこだわる必要性が薄れてきました。そうした時代背景を鑑み、イーネットでは、独自代理店となっているSTドメインの扱いに特化し、その他のドメインの新規取得代行は原則として行わないことにいたしました。STドメインの取得については⇒こちらをご参照ください。
★お知らせ★ 旧スタンダードコースのレジストラ(米国 eNom社)が他社(Tocows)に吸収合併され、大幅値上げを通告してきました。サービスの安定性も落ちたため、従来のお客様には、より安価で使いやすい
ベーシックコースのレジストラ(OnlineNIC)への移転更新をお願いしております。(2018年7月更新分以降) 更新期限一か月前までの更新お手続きに、何卒ご協力をお願い申し上げます。
★他のレジストラへ移転される場合は、
⇒こちらから解約申請をしてください。
FAQ 注意事項など
ドメインを取得して登録しても、それはそのドメインの所有権を持ったにすぎません。実際に使うためには、インターネット上に接続されているサーバーにそのドメインを組み込んで、使うための設定をしなければなりません。
これを一般に「ホスティング」といいます。サーバーに自分のドメインを取り扱ってもらい、メールの送受信ができるようにしたり、ホームページ(正しくはWEBサイトと言います)を運用したりするのが、ホスティングです。
お勧めいたしません。とりあえず「ドメインというものをできるだけ安価に、手軽に試してみたい」というかたにお勧めしてまいりましたが、Gmailが転送メールの受信拒否を始めるなど、大手プロバイダやサービス業者での受信拒否フィルタがきつくなってきた昨今では、安定性、信頼性はおちる一方です。
独立したメールボックス(メールサーバー)をご希望のかたには、最終的には他社レンタルサーバーのご利用をお勧めします。
メールソフトの設定はどうすればいいですか?
メール転送で使う場合、受信に関してはメールソフトなどに設定変更は特に必要ありません。
送信する際、送信者のメールアドレスをドメイン名を使ったメールアドレスに変えられるかどうかは、今お使いのメールサーバーの仕様によります。メールの「From:」情報が契約者のメールアドレスでない場合、送信を拒否するプロバイダもあります(実際に送信者メールアドレスを変更して送れるかどうかチェックしてみてください)。送れない場合は、送信者メールアドレスを書き換えることはできません。現在の設定のままお使いになり、メールの署名欄(フッタ)などにドメイン名を使ったメールアドレスを記入するなどして対応してください。(この場合は、受信にのみドメイン名を利用できることになります)
(Authenticated SMTPの場合、fromがなんであっても送信可能としているプロバイダが多いようですが、プロバイダ側で仕様変更になることはありえます。同じプロバイダでも、ADSLかそれ以外かによってもメールサーバーの仕様は違います)
従来はできていて大変便利でしたが、現在はできなくなりました。
メール転送サービスはどこまで信用できますか?
電子メールが相手に届くまでには、最短でも複数のサーバーを中継しています。転送サービスでは、本来の中継コースよりも転送ポイントが増えますから、その意味ではトラブルの可能性が増えます。
また、レジストラが無料提供するメール転送サーバーは巨大なシステムであり、世界中のあらゆる人が利用しています。spam送信の踏み台に使われたり、初心者がウイルスに感染することも多々あります。そのため、お使いのプロバイダのメールサーバーが、この転送サービスに使っているメールサーバーのIPアドレスを「spam送信者」「ウイルス送信者」などとしてフィルター設定している場合、メールが届かないことがあります。
これは、転送サービスに限らず、あらゆるメールサーバーに共通した可能性です。そのメールサーバー利用者の中にspam発信常習者やウイルス送信者がいれば、いわゆる「ブラックリスト」にのせられる可能性はどんなサーバーにもあります。不正確なブラックリストも数多く存在するため、サーバーのIPが不当にブラックリストに掲載され、そのブラックリストを採用したプロバイダやレンタルサーバーで受信拒否にあうことがあります。
最近はspamフィルタがどんどん大胆になってきており、送信者のSMTPサーバーが、DNSの正引き、逆引き設定されていない場合は受信を拒否するというフィルタも出てきました。Gmailのサーバーは現在こうなっています。
また、携帯端末宛に送信された一般のEメールは、国内のプロバイダ系以外のホスト経由の場合、spam実績の有無にかかわらず、中継を後回しにされたり、遮断されたりすることがあるようです。(情報は
こちら)
docomoのアドレス宛に送ると、実際にはケータイに転送・着信しているにもかかわらず、送信者に「unknown user」などのエラーメールを返すという現象も起きています。これも一種のspam対策と思われますが、最近ではプロバイダの中にもこれを真似するところが出てきているようです。
もちろん、その逆(携帯端末などから送信されたEメールが大手プロバイダ系以外のホストに遅延する、あるいは遮断される)もありえます。
日本国内の携帯端末で送受信されるEメールに関しては、同一会社間の端末同士でもかつては遅延がよく起きており、信頼性は高くないと言えます。
電子メールは不安定なネットを経由するものである以上、完全を期すことはできません。そのことはご理解ください。
DNSってなんですか?
ドメインを運用するサーバーを指定するサーバー(Domain Name Server)のことです。
詳しくは
こちらの「DNS」についてをお読みください。
申し込み後、サーバーを借りてドメインを直接組み込んだので各種転送サービスが必要なくなった場合、料金は安くなりますか?
すべて「前払い価格」ですので、すでにお支払いになった分に関しては返却できません。
また、無料転送サービスは、文字通り「無料」の付加サービスですので、これを使っても使わなくても、料金は同じです。
その他、ドメイン全般やイーネットのドメイン取得サービスに関する詳しい説明が、
こちらにございますので、
お問い合わせの前に必ずご参照ください。どうしてもご不明な点がございましたら、
お問い合わせフォームメールにてお問い合わせください。
ドメインに関するお電話でのお問い合わせはご遠慮ください。
登録にあたってのご注意
必ず以下のことをご承知の上、お申し込みください。
- イーネットコーポレーションはお客様に代わってドメインの登録・管理をいたします。土地売買でいえば、司法書士のような立場です。登録情報に偽りがあったり、ドメインを不正に使用されたためのトラブル、ドメインの使用に関して第三者から訴えられるなどのトラブルには一切関知しません。すべてお客様の責任で、ドメインを取得・利用なさってください。
- 契約者によるspam送信行為が発覚した場合、即刻契約解除、サービス停止の処置をとります。放置するとサーバーのIP情報がブラックリストに載り、他のお客様に多大な被害が及ぶためです。たとえ当該ドメイン、当社のサーバーを使っていなかったとしても、契約者がspam行為をしていることが判明した時点でこの処置をとります。
- ドメインの「所有者名義」(Registrant)はお客様ご自身、あるいはお客様がご指定の名義に、管理者(Adminなど各種連絡用ID)はイーネットコーポレーションになります。ただし、登録するレジストラにより、データベースに掲載される内容・形式は違います。
- ドメインの国際管理機構ICANNが禁止している条項、他の登録業者が禁止している一般的な事項(ドメインの犯罪的利用など)や免責事項(通信障害によるドメイン機能一時停止に対する免責、不慮のサーバー事故による機能障害への免責など)をご理解・ご承知の上で登録してください。
詳細規約はこちらにございます。また、イーネットコーポレーションはあくまで登録代行の立場にあり、ドメインの運用に関する不具合などには一切責を負えません。ただし、ドメインは世界共通のものです。どのレジストラ、業者を通じて取得しても、同じルートサーバーに登録されますから、ドメインそのものの基本機能に差が出るようなことはありません。差が出るのは、ドメインの登録ではなく、ドメインの運用部分(ホスティング)です。高品質なホスティングにはそれなりのコストがかかりますが、それはドメインの問題ではなく、運用サーバーの性能の問題です。
- 無料転送サービスの内容・品質は、契約一次レジストラの付加的サービスを利用していますので、恒久的に保証できるものではありません。また、回線事故や中継サーバーのトラブルなどで転送サービスに不調があっても、イーネットコーポレーション側では、サービスを提供しているレジストラ側への照会以上のことはできません。特に最近はウイルスやクラッキング、膨大なspamメールの影響で、インターネット全体の信頼性が著しく落ちています。その結果、転送サービスが一時的にダメージを受けることもありますが、そうした障害は、ドメインの登録自体とは直接には関係ありません。ホスティング部分での問題です。実際、「つながらない」といった苦情の多くは、お使いのプロバイダの回線障害などが原因です。
インターネットの世界は常に変動しており、決して安定した環境ではないことを十分ご理解の上、ドメインを取得・運用してください。イーネットコーポレーションは、少しでも安価、手軽にドメインを運用できるよう、最初から転送サービスなどを込みでご提案していますが、高品質なホスティングは、ドメインとは関係なくお金がかかります。一日数十万アクセスあるような人気サイトを支えるには、高額・高性能なサーバーが必要なことは言うまでもありません。
- イーネットのサーバーを使ったホスティングサービス(レンタルサーバーなど)をご利用の場合、極端に大きなデータ転送量を発生させているドメインについては、他のお客様のホスティング環境を守るために、警告後、改善が見られない場合は、ホスティングを停止させていただきます。
- 大量のメール配信業務を目的とした企業、あるいは業者のお申し込みは堅くお断りいたします。
- 登録情報は国際的に閲覧が可能になります(統一管理機構であるICANNの規約によりどんなレジストラでも共通に遵守)。正確な情報を記入してください。ドメインの利用に対する苦情は、真っ先に管理者(Admin Contact)であるイーネットコーポレーションに来ます。偽りの情報でドメインを登録されたことが判明した場合、イーネットコーポレーションは当該ドメインの即時削除処分をする権利を有します。また、ドメインの所有者名義は、登録後、基本的に変更できませんので、十分にご注意ください(住所情報の変更などはもちろん可能です)。ただし、所有者情報を、個人名ではなく、企業名や実体のある団体名にすることは可能です。法人や団体の場合、将来代表者が替わってもいいように、法人名・団体名での登録をお勧めします。
- ドメインの所有者情報はspam業者のロボットに拾われ、spam被害にあうため、登録時点でのアドレスはイーネットのアドレスにしています。これを変更させる方法などについてはこちらをご参照ください。
- ドメインを高額で売りつける「サイバースクワッティング」という行為が横行し、問題になっています。そのため、各レジストラでは、所有者名を書き換えられないように規約を変更しています。イーネットコーポレーションでは、最初から転売目的のドメイン名取得はお断りしています。ただし、代行者による登録や再販は可能です。
- 登録と同時にイーネットコーポレーションがお客様に代わって登録費用を支払っています。一旦お振り込みになった料金は、ドメイン登録手続き後はいかなる理由があってもお返しできません。また、最終お申し込みフォーム(振込通知)に記入されたデータが間違っていて、希望とは違うドメインが登録されても、変更・返金は一切できませんので、記入ミスなどのないよう、十分にご注意ください。(固有のドメインは代替商品が一切なく、世界で唯一無二のものです。また、ロボットが一括して登録を管理しているため、一旦登録したドメインを別のドメインと取り替えることなどは一切できません。これは全世界、あらゆるレジストラで共通のルールです)
- 為替レートの変動、一次レジストラの統廃合などにより、将来、サービス内容や料金を変更することがあります。
- ドメインの管理を他の業者、あるいはご自分自身に移管される場合は、必ず「レジストラの移転」により行ってください。解約・レジストラ移転申請は、こちらのページより行った後、移転する新しいレジストラ側ですべての手続きをご自身(あるいは新しい代行業者)で行ってください。規約違反や未清算金がない限り、イーネットコーポレーションは、ドメイン所有者のご意志が確認できれば、いつでも、すみやかにレジストラ移転に応じております。(ただし、登録後60日間はレジストラの移転ができません。これは全世界共通です)
- 一部の小国ドメインなどは、扱っているレジストラは一社独占の場合、レジストラ移転ができません。
- 期限切れとなったドメインが開放されるのは基本的にはおよそ30日後ですが、レジストラやレジストラと特約している再販業者がその後キープしてしまうこともあり、放出されないこともあります。更新のお忘れにはくれぐれもご注意ください。登録時の管理者アドレスが変更になる場合は必ず変更届けを出してください。メール以外での更新ご案内はさし上げておりません。管理者アドレスが利用不能状態になっているドメインについては、失効しても一切責任を持ちません。
- お電話でのご相談は受け付けておりません。FAQなどを読んでも出ていない内容についてのご質問やご相談は、メールにてお願いいたします。( 宛て)
updated 2022/12/30